- 原名:大秦賦
- ドラマ(2020年 中国)
- 全78話
戦国時代後期、500年余りにわたる紛争が人々を苦しめていた。六国の勢力が弱まる中、秦国は天下統一に向けて頭角を現わし始めていた。
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紀元前259年冬、趙国・邯鄲で人質となっていた秦国の王孫・嬴異人とその妻・趙姫の間にひとりの子が誕生し、嬴政と名付けられる。紀元前251年、秦の第28代君主の死により孝文王が秦王となり、異人は太子となった。紀元前250年、1年の服喪期間後に即位してわずか3日の孝文王が死去し、王位を継いだ異人は、呂不韋を丞相に就かせて東周を滅ぼし、治国安民を築いていく。長きにわたり敵国をさすらい秦へと戻った嬴政は、慣れない咸陽で父との確執を消せずにいた。そんな嬴政に王者の才を見いだした呂不韋は、嬴政に太子の位を与えるよう異人を誘導し、嬴政に接近する。
視聴しての感想
- 史実とされている内容に忠実なストーリー。
- 始皇帝の伝記であるが、呂不韋や趙姫、昭襄王の半生を知ることができる。
- 秦以外の六国のエピソードも適度にあり、この時代のことを学ぶ意味でバランスがいい。
- 徹底的な時代考証をもとに再現したということもあって、細部まで丁寧につくり込まれている。
- 天下統一までのドラマなので、秦帝国時代の焚書坑儒などは描かれていない。